【有料級情報】MEO対策の裏技!「住所にない通称の通り名」は集客チャンスの宝庫だった
結論:Googleマップに載らない“通称の通り名”を活用すれば、MEO対策に大きな差がつく
MEO(Googleマップ上位表示)対策では、NAP(店名・住所・電話番号)の一貫性が基本とされています。ですが実は、住所に記載されない“通称の通り名”が集客に与える影響が非常に大きいケースがあります。
ユーザーが検索する際に使うワードは、必ずしも「正確な住所」ではありません。
むしろ、「◯◯通り+カフェ」「◯◯横丁+居酒屋」といった“通称+業種”の組み合わせで検索される機会が多く、これに上手く対応できるかどうかでMEOの成果に大きな差が出てきます。
このような通称は、地域住民や観光客にとってのリアルな認知ワードであり、Googleが自動的に拾いにくい分、しっかりと対策した店舗は検索面でも差別化されやすいという特徴があります。
代表的な“住所に含まれない”通称通り名の実例
以下に紹介するのは、NAPには含まれないが、ユーザーの検索行動上で圧倒的に認知されている「通称の通り名」の一例です。
【東京エリア】
- 銀座コリドー街(中央区):住所は「銀座◯丁目」だが、ナイトスポット・飲食で「コリドー街」が超有名。特に夜の検索数が多く、バーや居酒屋が密集していることから、エリア名での検索流入が顕著。
- 原宿竹下通り(渋谷区):住所は「神宮前」だが、「竹下通り+業種」での検索が圧倒的。若者を中心に「原宿」よりも「竹下通り」で検索する層が多く、特にスイーツ・アパレルとの相性が抜群。
- 表参道ヒルズ前通り(渋谷区〜港区):住所は「神宮前」「南青山」だが、「表参道」での指名検索が強い。高単価なサロンやブティックが並び、エリアブランディングとしても機能。
- 中野ブロードウェイ通り(中野区):住所は「中野5丁目」でも、「ブロードウェイ通り」は認知率が高い。特にサブカル系・アニメ関連のキーワードと一緒に検索される。
- 谷中ぎんざ通り(台東区):住所は「谷中」だが、「谷中銀座」での検索ニーズが多い。観光地・グルメスポットとしてブログやメディアでも頻出。
【大阪エリア】
- 法善寺横丁(中央区):住所は「難波」だが、「法善寺横丁」は歴史的にも有名な飲食スポット。口コミでも「雰囲気が良い横丁」「風情ある路地裏」として頻出。
- お初天神通り(北区):住所は「曽根崎」でも、「お初天神」が圧倒的に使われている。地元民にも観光客にも認知されており、周辺でのグルメ検索に強い。
- 堀江オレンジストリート(西区):住所は「南堀江」だが、「オレンジストリート」が観光ガイドにも多数登場。カフェや雑貨店の集積地としてのブランディングが確立している。
【その他の都市】
- 四条通(京都):住所は「下京区」でも、「四条通+業種」での検索が非常に多い。老舗・高級感・和食などのキーワードと共に使われやすい。
- 金沢ひがし茶屋街(石川県):住所は「東山」だが、通称「ひがし茶屋街」が検索ワードとして機能。和カフェ・着物レンタル・甘味処などとの親和性が高い。
- 那覇・国際通り(沖縄):住所は「牧志」「安里」などでも「国際通り」の方が圧倒的に検索される。観光ガイドやツアーサイトでも頻出するため、全国的な知名度がある。
- 中洲川端通り(福岡):住所は「中洲」などでも「川端通り+ラーメン」などでの検索が非常に多い。夜間の検索や地元密着型の需要も強い。
なぜGoogleマップでは拾われないのか?
Googleビジネスプロフィールでは、住所(=NAPのA)に記載された情報が評価対象となるため、“通称の通り名”はマップ表示や検索対象として扱われにくいという問題があります。
実際には「谷中銀座 通り カフェ」と検索している人が多くても、そのキーワードに対して「谷中◯丁目」の住所しか持たない店舗が上位に出ないケースも発生するのです。
特に“マップ検索からの流入”を狙う場合は、NAPやカテゴリだけではカバーしきれないこのズレにしっかり向き合う必要があります。対策しなければ、ライバルに流入を奪われてしまいます。
対策方法:口コミに“通称”を盛り込んでもらう!
通称名に対する対策として、最も効果的かつ自然なのが口コミの中にその通り名を含めてもらうという方法です。
Googleは、ユーザーが投稿した口コミ文面の中身を分析し、検索キーワードとの関連性を評価しています。そのため、口コミに「谷中銀座」「オレンジストリート」といったワードが含まれているだけで、該当キーワードでの表示確率が高まるのです。
- 「谷中銀座通りを散策中に立ち寄ったカフェです」
- 「コリドー街にあるおしゃれなバー。雰囲気が最高!」
- 「四条通沿いでアクセスも便利なランチスポット」
- 「那覇の国際通りを歩いていて偶然見つけました」
口コミ依頼時に「○○通りって書いてもらえると嬉しいです♪」と言いたいところですが、口コミ内容を指定するのは、Googleのガイドライン違反になりかねません。 そこで、当社では以下のような方法を推奨・提案しております。
口コミ依頼時のひと工夫|通り名を自然に盛り込む文面例
口コミはGoogleの評価に大きく影響しますが、お願いの仕方によって内容や質も変わります。特に「通称の通り名」を自然に口コミに含めてもらうには、以下のような文面を活用すると効果的です。
◯◯通りの数あるお店の中から、当店をお選びいただきありがとうございます。
よろしければ、「サービス」「接客」「立地面」など、感じたことを自由にご記入いただけますと幸いです。
このように、あくまで自然な表現で通り名を文中に入れることで、口コミ投稿者の言葉としてGoogleに認識されやすくなります。強制や誘導にならない表現を心がけましょう。
画期的なMEO支援ツール「キキコミ」も活用を
口コミ投稿はお願いしてもなかなか集まらない…というお悩みには、アンケートから自然な口コミ文を生成できるMEO支援ツール『キキコミ』の活用もおすすめです。
キキコミは、ユーザーが回答したアンケートをもとにAIが口コミ風の文章を自動作成。その内容をユーザー自身が確認・編集した上でGoogleに投稿する仕組みなので、Googleのポリシーにも完全準拠しています。
特徴は以下の通りです:
- 口コミ投稿のハードルを大幅に下げられる
- アンケートの設計により、サービス・立地・店舗の印象など、多面的なフィードバックを得られる
- その結果、“通称の通り名”を意識した口コミを自然に取得する事が可能
通り名対策と口コミ施策を同時に強化したい方にとって、『キキコミ』は非常に有効なツールです。活用方法や導入の流れについては、別途ご案内可能ですのでお気軽にご相談ください。
まとめ|地名だけじゃなく「通称」もMEOの武器に
住所や地名だけではカバーできない“リアルな認知ワード”=通称の通り名。これらを活用することで、競合が気づいていない検索ワードでの上位表示が狙えます。
特に観光地や商業エリアにある店舗は、この通称対策が大きな武器になります。口コミ・投稿・ブログ・SNSなど、あらゆるメディアで「◯◯通り」のワードを意識して運用していくことが、検索エンジンの評価と集客導線の両方に効いてきます。
「うちは住所的には不利…」と思っている店舗こそ、“通称で勝つ”という逆転戦略を検討してみてください。