LINE公式アカウントをフル活用!リッチメニューでリピーターが増える理由とは?
結論
LINE公式アカウントの「リッチメニュー」は、店舗とユーザーを日常的につなぎ、再来店やファン化につなげる“最強の入口”です。
登録しても見られない・使われないアカウントでは意味がありません。
リッチメニューをうまく設計すれば、お客様が“自分で情報を取りに来る”状態をつくれます。
リッチメニューとは?LINE公式の最重要機能
リッチメニューとは、LINEのトーク画面下部に常時表示されるタップ式のナビゲーションエリアです。
サイトへのリンク、予約、クーポン、メニュー紹介、InstagramやGoogleレビュー誘導など、様々な導線を1タップで提供できるのが特長です。
初期設定のままだと空白ですが、画像とリンクを設定することで、LINEが“店舗の公式ポータル”のような役割を果たします。
なぜリッチメニューでリピーターが増えるのか?
多くの店舗がLINEを導入しても、「友だちは増えたのに集客につながらない」という悩みを抱えています。
その原因の多くは、「リッチメニューが使われていない」「更新されていない」「導線が設計されていない」ことです。
リッチメニューは、ユーザーが何度でも見に来る“お店との接点”。ここに価値ある情報や使いやすい導線があれば、自然と再訪のきっかけになります。
- 「また行こう」と思った時に即予約できる
- クーポンが常時確認できる
- ブログやInstagramなどの情報に1タップでアクセスできる
- Google口コミへの導線が入っていて投稿促進につながる
つまり、リッチメニューは“接触のきっかけを逃さない仕組み”であり、リピーターづくりの中核になります。
リッチメニューに入れるべきコンテンツ
業種によって多少の違いはありますが、基本的には以下のような要素を入れると効果的です。
- 予約フォーム(外部ツールや公式サイトへリンク)
- クーポンページ(来店特典・限定割引)
- メニュー・サービス紹介
- Googleマップ・店舗情報ページ
- Instagram・公式サイトへのリンク
- 口コミ投稿ページ(レビュー促進)
特におすすめは、「初めての方へ」「再来店特典」「LINE限定メニュー」など、来店動機に直結する内容です。
リッチメニュー活用の成功事例
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美容室(都内):
クーポン・予約・スタイルギャラリー・口コミ投稿の4分割構成。LINEのリッチメニューからの予約率が、月100件を超える。 -
整体院(大阪):
「症状別の施術案内」や「Before→After集」など、リッチメニューを“来店前の不安解消ツール”に。来店前の問い合わせ件数が大幅に減少。 -
飲食店(那覇):
リッチメニューに「日替わりメニュー」「限定クーポン」「駐車場案内」「Googleマップ」などを配置し、再来店率が1.7倍に増加。
リッチメニュー設計のポイント
ただ情報を詰め込むだけでは見てもらえません。リッチメニューは“使ってもらう”設計が重要です。
- 見た目にわかりやすく、視認性の高いデザイン
- 頻繁に使う機能を左側・下段に配置
- 季節やイベントに合わせて定期的に更新
- タップした先のリンク先内容もしっかり整備
また、「何を押せば何ができるか」がひと目でわかる構成を意識しましょう。
LINEリッチメニューは“売り込む場所”ではない
リッチメニューでやってしまいがちなのが「全部クーポン」「全部自社アピール」な構成。
ユーザーが求めているのは便利さ・使いやすさ・安心です。
「ここから予約できる」「迷わず情報が見つかる」「わざわざ聞かなくて済む」
そう思ってもらえる設計が、結果的に再来店やファン化につながるのです。
まとめ
LINEのリッチメニューは、LINE公式アカウントの中でも最も高頻度で見られる“常設のタッチポイント”です。
このスペースを活かすことで、ユーザーとの接点を増やし、店舗にとっての「行動導線」を確保することができます。
単に配信するだけのアカウント運用から脱却し、“ユーザーが使いたくなるLINE”に育てるためにも、リッチメニューをしっかり設計してみてください。